物理療法科

常に患者さまの立場を尊重、最新の医学知識を収集、研鑽し、リハビリを通して地域社会に貢献することを目指しています。
親切、丁寧な対応を旨とし、患者さまの声によく耳を傾け、ニーズに応えるよう心がけていきます。
安全性に特に気を配りながら、研修会などで得た知識を基に業務を遂行して参ります。

備付け機器の紹介

電動間欠牽引器

間欠牽引とはインターバルを置いて牽引を行うものです。頚部の頚椎牽引と腰部の腰椎牽引があり、椎間孔の拡大、軟部組織のマッサージ、ストレッチ効果により以下の疾患に適応があるとされています。

頚椎牽引
変形性脊椎症、頚椎捻挫、肩こり症など。ホットパックや低周波との併用もあります。
腰椎牽引
変形性脊椎症、腰椎椎間板ヘルニア、いわゆる腰痛症など。牽引器付属のヒーターを併用することもあります。

低周波治療器

低周波治療は電気刺激療法の1つで、主に疼痛の軽減を目的に行います。痛みのある部位、トリガーポイントなどを目安に関導子(マイナス極)、不関導子(プラス極)の2つを1組として使用します。なお、導子は水に濡らし通電をよくして使用します。

ホットパック

ホットパックは温熱療法の1つで湿熱法と乾熱法があります。
当院では保温性の高いゲルを塩化ビニールでくるんだパックを浴槽で温め、バスタオルで巻き乾熱法として使用しています。
温めることにより、筋緊張の緩和、血流の促進による疼痛の軽減などを主な目的とします。

ベッド型マッサージ器

35度前後に保たれた温かな水流がノズルより噴射され全身をマッサージします。ローラー型のマッサージ器のような痛さがなく、大変心地よいマッサージを受けることができます。

※なお、紹介した治療効果については症状の軽重、個人差などがあり、すべての患者さまの有効性を保証するものではありません。

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