なるほどリハビリこらむ
「フレイル」とは、2014年に日本老年医学会が健康な状態と要介護状態の中間的な段階として提唱し、「高齢期に生理的予備能が低下することでストレスに対する脆弱性が亢進し、生活機能障害、要介護状態、死亡などの転帰に陥りやすい状態」と定義されました。 フレイルの要因には、加齢に伴う身体的な機能低下ばかりではなく、認知機能障害やうつなどの精神・心理的要因、独居や経済的困窮などの社会的要因が含まれます。
「サルコペニア」とは、筋肉(Sarx)と減少(Penia)を組み合わせた造語です。
一般に、骨格筋量や筋力は加齢とともに低下し、健康な人であっても50歳以降は毎年1~2%程度、筋肉量が減少すると言われています。そうした加齢現象としての減少を越えて極端に筋肉量が減少し、筋肉の著しい低下が引き起こされた状態を「サルコペニア」と呼びます。サルコペニアに陥ると、握力や歩行速度が低下するなど身体機能が損なわれ、ふらつきや転倒が起こりやすくなります。(引用:日本老年医学会雑誌)
サルコペニアとそれに伴う筋力低下、低栄養、易疲労感、などが互いに悪循環や様々な病態と負の連鎖を形成しています。フレイルの状態を早期発見し、食事や運動など早期対応することで、健康寿命をのばすことも可能なのです。
「運動」「食事」「社会参加」の三位一体です。
ご家族の方でサルコペニアを疑われる場合は、当院へご相談下さい。