飲料製品の表示

栄養科コラム

市販されている飲み物で「○○カロリー」、「○○控えめ」、「○○シュガー」、「○○糖」
などいろいろな表示がされていますが気になったことはありませんか?

清涼飲料水の糖質含有量は、一般にジュースや炭酸飲料では10〜12%(100mlあたり糖質10〜12g、40〜48kcal)、スポーツ飲料では6%程度(100mlあたり糖質6g、24kcal程度)、コーヒー飲料では10%程度(100mlあたり糖質10g、10kcal程度)です。

糖質が少ないものや人口甘味料を用いた清涼飲料水が増えていますが「0カロリー」、 「無糖」、「糖分ゼロ」、「ノンシュガー」などは全くカロリーがないわけではないのです。
この表示は健康増進法という法律で表記の基準が決まっています。
100mlあたりの糖分が0.5g未満であれば「含まない」旨(無、ゼロ、ノン、レス等)、100mlあたりの糖分2.5g未満であれば「低い」旨(低、ひかえめ、少、ライト、ダイエット、オフ等)と表示されます。
          
またエネルギーが100mlあたり5kcal未満であれば「含まない」旨(無、ゼロ、ノン、レス等)、100mlあたり20kcal未満であれば(低、ひかえめ、少、ライト、ダイエット、オフ等)と表示されるのです。
健康に気をつけたいと選んでいた飲み物一つにおいても栄養成分やメーカーの表示をよく見て、自分に合ったものを選択することが大切になってきます。
ぜひ今後の参考にしてみてはいかがでしょうか?
飲料の糖分とエネルギー(熱量)の表示基準
  「含まない」旨
(無、ゼロ、ノン、レス等)
「低い」旨
(低、ひかえめ、少、ライト、ダイエット、オフ等)
糖分 100mlあたり0.5g未満 100mlあたり2.5g未満
エネルギー 100mlあたり5kcal未満 100mlあたり20kcal未満

飲料100mlあたりの表示基準

カロリーが5kcal未満「ノンカロリー」「カロリーゼロ」
カロリーが20kcal未満「カロリー控えめ」「カロリーオフ」
糖類(または糖質)が0.5g未満「無糖」「ノンシュガー」「シュガーレス」「糖質ゼロ」
糖類(または糖質)が2.5g未満「微糖」「低糖」「糖分控えめ」
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