平成20年より始まった新しい健診制度から5年が経過しようとしています。
平成20年以前の健診は、個々の病気の早期発見・早期治療を目的にしたものでした。
現在の特定健康診査は、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目した健康診査になっています。
メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)とは内臓脂肪型肥満に加えて、高血糖、高血圧、脂質異常のうちいずれか2つ以上をあわせもった状態をいいます。内臓脂肪が蓄積されていると糖尿病、高血圧症、脂質異常症などの生活習慣病になりやすく、これらの病気が重複した場合には、心疾患、脳血管疾患などの発症リスクが高くなることがわかっています。
内臓脂肪は、適度な運動とバランスの取れた食事により減らしていくことが可能です。このため、メタボリックシンドロームに該当する方とその予備群の方について、運動指導や食生活の改善を行うことは、生活習慣病の予防につながることになります。
内臓脂肪の蓄積を把握することにより、糖尿病、高血圧症、脂質異常症などの生活習慣病の予防をして心臓病や脳卒中になりにくい体作りをしていきましょう。
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今年度も6月1日から8月31日の日程で「平成24年度葛飾区特定健康診査・特定保健指導」が始まります。
当院でも毎年多くの方に受診していただいております。
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当院での特定健康診査の内容は
身体計測(身長・体重・腹囲)
理学的検査(視診・打聴診・触診)
血圧測定
尿検査
血液検査
貧血検査
胸部エックス線撮影
心電図検査(医師の判断で実施)
となっております。 |
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毎年、〆切り月の8月は大勢の方で混雑しております。
お早目の受診をお勧めします。 |