脂肪をためない食事とは~80Kcalの献立

栄養科コラム

 「肥満」って太った人を想像しますが、体重に占める脂肪の割合(体脂肪率)で「肥満」は決まります。明らかに体格が大きく「肥満」の方もいますが、体格が良くても筋肉や骨格が発達していて、体脂肪は低いという方もいますね。
「肥満」を招く一番の原因は使うエネルギーよりも食べるエネルギーが多いことです。すなわち食べ過ぎということです。また、食事時間や回数・食べるスピード・環境などいろいろな習慣が関係するので食事の内容や量だけでなく、食習慣にも気を配ることが必要なのです。
肥満 運動不足 飲みすぎ 食べすぎ
肥満 運動不足 飲みすぎ 食べすぎ
こんな人は要注意!
  1. 脂っこいものや甘い物をよく食べる人
  2. アルコールをよく飲む人
  3. 血糖値が高い、または脂質異常症だと言われた
  4. お腹がぽっこり出ている
  5. 運動不足である
  6. おなかが出ている割には脂肪をつまんでもそれほど厚みがない
思い当たる点はありませんか?

どうすれば「肥満」にならないようにできるのでしょうか?
  1. 規則正しい食事にする(食事と食事の間は6〜8時間位に心がけましょう)。
  2. 間食は控えめに。
  3. 夜、寝る前2時間は何も食べない。
  4. 腹八分目を心がける。
  5. よく噛んでゆっくり食事を楽しく食べる。
  6. 「ながら食い」「やけ食い」をしない
そんなに難しく考えなくてもできそうではないですか?
今月の一品
華風奴
  絹豆腐 80g
  胡瓜 20g
  トマト 30g
  中華ドレッシング 8g
      
低脂肪で良質のたんぱく質がとれる豆腐を使った献立です。
是非、試してみてください。

金町中央病院では栄養相談を随時行っております。 主治医に相談の上、お気軽にお申し付けください。

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