暑い夏の季節がやってきました。
この時期は「アルコール」が一年間でもっとも消費される時期であるといわれています。
みなさんも、「お風呂上りに1杯」「仕事のあとに1杯」「行事のあとの1杯」など、アルコールと
お付き合いする機会が増えるのではないでしょうか?
とかく・・・ルールを守らないと「お酒」は悪者になります。
例えば
「飲みすぎ」
「毎日、1合以上飲んでしまう」
「健康上飲んではいけないときに飲んでしまう」
などの
「飲酒」は健康を害する他にも周りの方に迷惑もかけてしまいますね。
では、健康的にお酒とお付き合いするにはどうすればいいのでしょうか。
飲酒をするときによく耳にする言葉には
「何かを食べながら飲酒をするとお酒がまずくなるから空腹で飲みたい」
「太るのが気になるからおつまみは軽くしてお酒をたくさん飲みたい」
などです。
「おつまみ」をほとんど食べずに飲酒をするとアルコールを処理するための栄養素が足りなくなったり、体に負担をかけたりします。
アルコールは口腔から直腸まですべての消化管から吸収されるといわれていますが、吸収速度は小腸とくに十二指腸から空腸が最も早く次に胃、大腸の順です。
吸収されたアルコールの60〜90%は30分以内に95%は60分以内に体内へ吸収されていきます。
そのため、飲酒時の「おつまみ」の状況により消化管への負担やアルコールの吸収速度に影響を与えることになるのです。
個人差があるので一概には言えませんが「おつまみ」をたくさんとる方の多くは肥満になります。
また、あまりとらない方の多くはアルコール性肝障害や低栄養などの健康被害を招きます。
では、どのような「おつまみ」がいいのでしょうか。 |