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放射線のお話
放射線と放射能

『放射線』のほかに『放射能』という言葉を聞いたことがある方も多いかと思います。
ですが、このふたつを明確に区別することができない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
さらに『放射性物質』という言葉も聞いたことがあるかもしれません。
これらを簡単に説明すると以下の通りです。

放射線・・・・・高いエネルギーを持つ電磁波や粒子
放射能・・・・・放射線を出す能力のこと
放射性物質・・・放射能を持った物質のこと

イメージしやすいように電球に例えると、

放射線
光 光
光を出す能力 放射能
電球 放射性物質
電 球 放射性物質

 

となります。

 

電球を点灯、消灯させるとすると、点灯している間だけ光を浴びることになります。
光は通過してしまえばその場に残らないので消灯すると暗くなります。
それと同様、放射線もその場に残りませんので、レントゲン撮影後も放射線を浴び続けるということはないのです。

レントゲン撮影で使用される放射線は、1秒の数分の一から数十分の一程度です。
医療で使われる放射線は人工的に発生させているものであり、その強さ、量、照射時間を適切に調節して安全を確保しています。必要以上に被曝することは通常ありません。

一方、原子力発電所では高いエネルギーを持続的に取り出す必要があるため、ウランやプルトニウムを核分裂させています。
このとき常に放射線や放射性物質が生まれます。
レントゲン装置から発生する一瞬の放射線とは異なり、常に放射線を発生し続けるものですので、これらが人や環境に影響を及ぼさないよう厳重に管理されています。
何らかの原因でこれらが外に漏れるとニュースになりますが、『放射線』、『放射能』、『放射性物質』を間違えると全く別の意味になってしまい、対処も適切に行えないので注意が必要です。

 

報道でよく使われる表現と、その内容をまとめると以下の通りです。

放射線漏れ ・・・ 隙間、亀裂などから放射線(光)が出ている状態。放射性物質(電球)は建物の中にあるので、十分に距離を取る、隙間、亀裂の無い側に行くなどすることで回避できる。
     
放射能漏れ ・・・ 建物から無数の放射性物質(電球)が出てしまった状態。放射性物質(電球)は風や水の流れに乗って拡散する。拡散した放射性物質(電球)が近くにあると継続して放射線(光)を浴びることになる。一般的には遠方ほど放射性物質(電球)の数は希釈によって現象するが、風向きなど気象条件によりその濃度は異なる。
     
放射能汚染 ・・・ 放射性物質(電球)が表面に付着したり、取り込まれたりすること。その物自体が放射能(能力)を持つのと同じである。道路や農作物、魚などが汚染されると間接的に人体へ影響を及ぼす恐れがある。
     
放射線を浴びる ・・・ 放射性物質(電球)から出た放射線(光)を浴びること。放射性物質(電球)から距離を取る、遮蔽物(金属やコンクリート等)を間に置くことで回避できる。
     
放射能を浴びる ・・・ 放射能汚染と同様、放射性物質(電球)が体の表面に付着したり、呼吸や食事などで体内に取り込まれたりすること。継続的に放射線(光)を浴びることとなる。体表の放射性物質(電球)は拭き取ったり洗い流したりすることで除去できる。体内に取り込まれた放射性物質(電球)は代謝、排泄によって除去できるが、一定の時間がかかる。


このように複雑ではありますが、ニュースを見る際の参考にしていただければと思います。

放射能

 
   
2016年3月更新 画像検査科
 
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