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検査のお話
心不全とBNP

みなさんは心不全という言葉をきいたことがありますか?
今回は心不全とそれに関連した検査項目、BNPについてお話ししたいと思います。

まず、心不全とはどのような状態を示しているのでしょうか。
心不全というのは病名ではなく、心臓が衰えた状態を表す症候名です。
心臓のポンプ機能が低下するため、全身に十分な酸素を送ることができなくなり血流がとどこおります。
その結果として身体にさまざまな症状がでるものをいいます。

 十分に血液(酸素)を送り出せないので・・・
    ・からだに必要な酸素がたりなくなり、息切れしやすくなったり、疲れやすくなります
    ・細い血管に血液がいきわたらなくなるので、手足の先が冷たくなります

 血液をうまくからだ中にまわせなくなるため・・・
    ・血液がスムーズに流れないので、臓器に水分がたまりやすくなります
    ・足の甲やすねのあたりがむくみます
    ・肺に血液がたまると水分が肺にしみ出し、さらに進むと安静な状態でいても呼吸が困難になります

心不全の原因は多岐多様です。
心臓そのものの病気も、心臓以外の病気も心不全を起こすことがあります。
さいしょ、心臓はいろいろな不可にさからってがんばって血液をおくろうとしますが、時間とともに弱ってしまい、からだが必要なだけの血液をおくることができなくなります。
代表的な原因をあげてみましょう。

心不全の原因

次は心不全の検査についてお話ししていきます。
今回の題にもなっているBNPというものも心不全の診断材料のひとつになります。
問診、身体所見をもとにいろいろな検査をおこなっていきます。


                       心臓の検査

  胸部レントゲン
   心臓の大きさや形を調べる検査です。
   心臓が大きくなったようすや、肺に水がたまって写真上に白くうつる状態がみつかることもあります。
  心電図検査
   心臓の壁が厚くなっていないか、狭心症や心筋梗塞がないか、不整脈がないかみていきます。
  心臓超音波検査(エコー検査)
   心臓の動きは十分か、きちんと血液を送れているかなどを詳しく調べます。
  心臓カテーテル検査
   心臓の血管に狭いところがないかや、心臓の機能を評価します。
  血液検査
   心臓に負荷がかかると合成、分泌されるBNPという物質をはかります                                  

BNPは脳性ナトリウム利尿ペプチドといい、主として心室から分泌される健常人の血中濃度がきわめて低いホルモンです。
急性および慢性心不全患者では重症度に比例して増加することから、心不全の状態把握や治療効果の判定に用いられています。
BNPのはたらきとして
 ・水分を体外に出す(利尿作用)   
 ・心臓を拡張して血圧を下げる(降圧作用)
があり、心臓に対する負荷を軽減する作用をしめします。
つまり、
角丸四角形: 心室に負荷がかかると分泌され、心不全などの病態を和らげてくれるホルモン      BNPの数値が高いほど心臓に負荷がかかっている!!
ということになります。
BNPの基準値は18.4pg/ml以下です。
40をこえると要注意、100をこえたら精密検査をして治療が必要になります。

心不全の病態把握の目安

 18.4以下  基準範囲  
 18.5〜39.0  要経過観察  軽度心疾患疑い
 39.0〜99.0  要精密検査  心疾患の疑い
 (場合によっては治療の必要性)
 疾患把握のため精密検査が必要
 100以上  要精密検査  心不全の疑い
 疾患把握のため精密治療が必要

心不全の治療において大切なのは早期に治療を開始することです。
先ほどあげた、心不全の症状がみられた場合は早めに医師へ相談することをおすすめします。
気になることがありましたらお気軽にご相談ください。

 
2015年2月1日更新 検査科
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