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医療法人社団 玲瓏会 金町中央病院
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TEL/03-3607-2001(代表)FAX/03-3607-2082
検査のお話
臓器の働き
体の中にはさまざまな臓器がありますがどのような働きをしているのでしょう。
心臓や脳、大腸などありますが、今回は超音波検査の腹部でみる肝臓、胆嚢、腎臓、膵臓、脾臓の5つの臓器の
働きについて知識を増やしてみましょう。

肝臓

人体最大の臓器で体重の1/50あり、働きは少なくとも500以上もあると言われます。一部に障害があっても再生能力が高いため症状が表れにくく、自覚症状が出る頃には非常に悪化していることがあり、「沈黙の臓器」とも呼ばれています。

@代謝(栄養素を体が利用しやすい形に分解し合成する。)
1.糖質代謝
 ブドウ糖はグリコーゲンにかえられて貯蔵されます。必要に応じて再びブドウ
 糖がつくりだされ、血液中に放出されエネルギーが供給されます。
 これにより、血糖値(血液中のブドウ糖の濃度)が調節されています。
2.蛋白質代謝
 アミノ酸から毎日約50gの蛋白質が合成されています。残ったアミノ酸は分解
 され、窒素化合物、アンモニアを経て尿素として尿中に排出されます。
 蛋白質合成により止血に必要な凝固因子を作り、血液中に放出しています。
3.脂質代謝
 脂肪酸の合成、分解の他、コレステロールやリン脂質の合成が
 行われています。

A解毒機能
 毒性の少ない物質に変え、尿中や胆汁中に排泄します。
 クッパー細胞は肝臓内に入った毒素や異物を食べ、解毒を行っています。
 人体に有害なアンモニアを蛋白代謝によって毒性の少ない尿素に変え、
 尿中に排泄します。

   臓器の働き(肝臓)

Bエネルギーの貯蔵
 ブドウ糖をグリコーゲンの形で貯蔵し、エネルギーを補給できるようにしつつ、血糖値を調節しています。

C胆汁の生成
 コレステロールと胆汁酸から胆汁を作り出しています。
 胆汁の材料にすることで血中のコレステロールを調整しています。

胆嚢

肝臓で作られる1日500〜1000ccの胆汁を貯蔵しています。胆嚢は胆汁の水分を吸収して濃厚な胆汁へと変え、同時に粘液を分泌して濃縮胆汁による自らの損傷を防いでいます。

腎臓

@老廃物を体外に出す
 血液を濾過して老廃物や塩分を尿として体の外へ出しています。
 また、体に必要なものは再吸収し、体内に留める働きをしています。

A血圧の調節
 高血圧のときには、塩分と水分の排出量を増やすことで血圧を下げ、
 低血圧のときには塩分と水分の排出量を減少させることで血圧を上げています。
 また、腎臓は血圧を維持するホルモンを分泌します。

臓器の働き(腎臓)
B赤血球を作る命令を出す
 血液中にある赤血球は骨髄の中にある細胞が、腎臓から出るホルモン(エリスロポエチン)の刺激を受けて
 つくられます。

C体液量やイオンバランスを調節
 体液量やイオン(Na、K、Cl)を調節したり、ミネラルを体内に取り込んだりしています。

D骨をつくる
 カルシウムを体内に吸収させるのに必要な活性化ビタミンDを作っています。

膵臓

《外分泌》
膵臓は、1日に1.5Lほどの膵液を分泌し、3大栄養素である炭水化物、脂肪、たんぱく質を分解しています。膵液をアルカリ性に保つ働きもしています。

膵液の成分とその働き

 炭水化物を分解する酵素

 アミラーゼ

 脂肪を分解する酵素

 リパーゼ、ホスホリパーゼ

 蛋白質を分解する酵素

 トリプシン、キモトリプシン、エラスターゼ、
 カルポキシペプチダーゼ

 膵液をアルカリ性に保つ電解質

 重炭酸塩


《内分泌》
血液中のブドウ糖の濃度(血糖値)を調節するホルモンを分泌し、血糖値を一定に保ちます。このホルモンはランゲルハンス島と呼ばれる細胞から分泌されます。

 血糖値を下げるホルモン

 インスリン

 血糖値を上げるホルモン

 グルカゴン

 インスリンやグルカゴンの分泌を抑制するホルモン

 ソマトスタチン

脾臓

@胎児期は骨髄で造血が始まるまで血球を作る造血組織として働きます。小児期は細菌感染を防ぐため重要な
 役割を担っています。大人になると、これらの働きはリンパ節、肝臓、骨髄などが行うようになります。
A赤血球の寿命は120日ほどと言われており、古くなった赤血球を分解し、処理します。
 また、必要な成分を再利用しています。
Bリンパ球を作る場所があり、全身の1/4が集まっています。
 リンパ球は血液中に侵入した細菌や異物を取り込んだり、抗体を作ったりする働きがあり免疫に関与しています。
C赤血球や血小板などの貯蔵をしています。血小板は全身の1/3が集まっています。

 

 肝臓

 胆嚢

 腎臓

 膵臓

 脾臓

 重さ

 1.2〜1.5kg

 70〜100g(容量)

 150g

 70〜100g

 90〜120g

 形

 三角のはんぺん

 ナス型の袋

 そら豆

 オタマジャクシ

 握りこぶし

 場所

 右上腹部

 肝臓の下面

 腰の左右に2個

 胃の裏側で
 おなかの深い所

 胃の後左側

まだまだたくさんの臓器があり、いろいろな働きが複雑に組み合わさって人の体はできています。
検査結果をみながらどの臓器の検査をしているのか調べてみてくださいね。

 
2014年8月1日更新 検査科
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